双子の寝かしつけ問題で悩んだ日々と、環境づくりでラクになったこと【完全ミルク育児の体験談】
寝かしつけがいちばんつらかった時期
双子育児で特に悩んでいたのが「寝かしつけ」でした。
完全ミルク育児だったため、ミルクの時間は整えやすい一方で、夜の寝かしつけとなると2人が順番にぐずり、抱っこ、背中トントン…と、終わりが見えない時間が続きました。
ワンオペの日は、2人同時に泣かれてしまい、どちらを先にあやすか迷って焦ることも多かったです。
そんな日々の中で、私は「寝かしつけの方法」よりも、“寝やすい環境を作ること”のほうが自分に合っていると気づきました。
方法より「環境づくり」のほうが効いた理由
寝かしつけの悩みは、2人同時に泣く・順番に泣く・なかなか眠れない…といった“タイミングのズレ”から生まれることが多くありました。
でも、環境を整えると、眠るきっかけが作りやすくなるため、寝かしつけにかける時間そのものが少しずつ減っていきました。
私はジーナ式を完璧に行っていたわけではありませんが、「生活の流れと環境づくり」という部分だけ自然に取り入れていました。
私が実際に整えていた“寝る環境”
① 部屋の明るさを一定にする
昼間はカーテンを少し開けて明るく、夜は照明を落として静かな空間に。
これだけで、双子も「今は寝る時間」という雰囲気を感じやすくなりました。
② 寝る場所を毎日同じにする
寝室と寝るスペースを固定すると、寝る前の“流れ”が自然と整うようになりました。
例えば、
- ここで着替える
- ここでおむつ替えをする
- ここで寝る準備をする
という一連の動きが定着し、双子も安心している様子がありました。
③ 音を一定にする(テレビを消すなど)
寝る時間帯はテレビを消し、生活音を少しだけ落とすようにしました。
静かすぎても落ち着かないので、空気清浄機や換気扇の“いつもの音”が心地よい環境でした。
④ ミルクの時間を大まかに揃える
完全ミルク育児だったので、寝かしつけの前にミルク → おむつ → 寝る準備の流れを固定しました。
この順番だけで、双子が落ち着きやすくなる日が増えました。
寝かしつけで悩んでいた頃の私の気持ち
当時の私は、「どうすれば2人とも早く寝てくれるんだろう」と考えてばかりでした。
でも、寝かしつけは方法より、その日の気温、双子の機嫌、昼間の過ごし方など、様々な要素で変わります。
だからこそ、「今日は寝つきが悪い日なんだな」と受け入れることで、気持ちが少し軽くなるようになりました。
育児は“毎日同じ”ではありません。
それに気づいてからは、眠れない日があっても、自分を責めないように気をつけていました。
寝かしつけが少しラクになった工夫
① 完璧に同時に寝かせようとしない
双子でも、眠気のタイミングは違います。
私は「1人が寝たら、次の子」という気持ちに切り替えました。
② 寝かしつけに時間をかけすぎない
抱っこで揺らし続けると自分の体力も消耗するため、ある程度で切り替えて寝かせるスタイルにしました。
③ 昼間に少しでも“外の空気”を感じる時間をつくる
外に出られない日は、窓を開けて空気を入れ替えるだけでも気分が変わり、夜の寝かしつけがスムーズになることがありました。
双子の寝かしつけで大切だと思ったこと
① 自分が疲れていたら、迷わず手を抜く
寝かしつけが長引く日は、思いきって早めに横になることもありました。
② “眠らせる”より“眠れる環境”を整える
方法に頼るのではなく、環境を整えるほうが私には効果がありました。
③ 今日がダメでも、明日はまた違う
双子育児は波があります。
そう思えるようになると、気持ちの負担が少しずつ減りました。
まとめ:寝かしつけは悩んで当然。少しずつ、できるところから
- 双子の寝かしつけは方法より“環境づくり”が大切
- 部屋の明るさや音、寝る場所を整えると落ち着きやすい
- 完全ミルク育児なら寝る前の流れを固定するとラク
- 悩んだ日は「そんな日もある」と思うだけで気持ちが楽になる
双子育児の寝かしつけは、毎日が違って当たり前。
この記事が、同じように悩むママ・パパの心に寄り添えたら嬉しいです。