双子の保育園デビューと最初の半年のリアル：ワンオペママが乗り越えた試練と日々の成長
双子育児に追われる毎日。やっと保育園が決まり、「これで少し生活が整うかも」と期待しつつも、胸の奥では不安が渦巻いていました。
今回は、双子が保育園に入園してから最初の半年のリアル（特に“病気の洗礼”）を、私自身の体験をもとにお伝えします。
初めての保育園の日：泣くのは子どもより私でした
双子は退院後ずっと私と一緒に過ごしていたので、保育園に預ける初日は親である私のほうが胸が締め付けられるようでした。
「知らない大人におむつ替えを任せて大丈夫かな？」
「みんなと一緒に過ごせるかな？」
「泣いていないかな？」
そんな心配で、保育園へ向かう足取りは重くなりましたが、実際に預けてみると先生たちはとても丁寧に対応してくださり、安心して任せることができました。
最初の1カ月は毎日泣きながらの登園
登園初日からしばらくは、双子は毎朝泣いていました。
ただ、1カ月ほど経つと、泣くのは片方だけになったり、時には笑顔で手を振ってくれたりする日も。
“慣れる”スピードは双子でも全く違うということを毎日実感していました。
保育園生活の「洗礼」：病気の嵐は避けられない
どのママからも聞いていた言葉。
…本当にその通りでした。
双子の病気は「時間差」でやってくる
保育園あるあるですが、双子だと特に特徴的です。
- 1人目が発熱 → 翌日もう1人が発熱
- 1人目が治りかけ → 2人目が悪化
- 解熱したと思ったら翌日に再度発熱
これが続くと、3日連続で仕事を休むなんて当たり前。
ときには1週間まるまる休むこともありました。
特に当時は感染症対策が厳しい時期だったため、熱がなくても咳や鼻水で登園NGになる日も多く、呼び出しの電話が鳴るたび心臓がドキッとしたのを覚えています。
大変だったけど、“成長している証”として受け入れた
病気を繰り返すなかで、子どもたちの抵抗力が少しずつついていくのを感じました。
最初は呼び出しのたびに落ち込んでいましたが、半年もすると少しずつ休む日も減り、保育園にも慣れてきました。
登園に必要な持ち物との戦い
保育園生活の大変さは「病気」だけではありません。
毎日の荷物の量がすごいんです…！
双子の場合、荷物は“ほぼ2倍”
- お着替え（上下）× 各3セット
- スタイ（ミルク育児なので使う時期もあり）
- エプロン（離乳食期は特に）
- おむつ各10枚（名前書き地獄）
- 汚れ物袋 × 各2
とにかく大量のおむつの名前書きが大変で、早々に名前スタンプを導入しました。
双子の場合は連名スタンプが便利で、これがなければ回らなかったと思います。
保育園に慣れてきたあとの変化
初めの数ヶ月は大変ですが、半年ほど経つと子どもたちにも変化が見えてきました。
保育園が大好きになる
・朝の泣きが減る
・帰りたくないと泣く日も出てくる
・保育園で覚えた歌を歌い始める
保育園の先生方が本当に丁寧に関わってくださり、双子はすぐに園生活を楽しめるようになりました。
双子の保育園デビュー半年を振り返って
ワンオペで双子を育てながら保育園デビューを経験した半年間は、本当に嵐のようでした。
- 病気のオンパレード
- 大量の持ち物準備
- 仕事と育児の両立に悩む毎日
それでも、保育園で泣いていた子が笑顔で遊ぶ姿を見ると、「ああ、頑張ってよかった」と心から思えました。
双子だから大変なことも2倍。でも、喜びや成長を感じる瞬間も2倍。
最初の半年は本当に大変ですが、必ず少しずつラクになります。今、不安でいっぱいのママに、少しでも心が軽くなるようにこの体験を残しておきたいと思った記事です。
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