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双子育児のピークを感じた時(2)

双子育児には何回ピークがあるの?

双子を育てていると心身ともに健康な時がないと思えるくらい体力が回復しきっていないtwinmamaです。

産前から双子に体力を奪われていて、産後は睡眠不足と栄養不足、歩き始めるまではおんぶに抱っこ、歩き始めたら追いかけて、イヤイヤ期には精神崩壊、無の境地で悟りを感じ始め・・・

ピークってこんなに長く続いているのかな。
いや、3歳までに何度もピークはあります!

前回は生後4か月くらいまでの双子育児のピークについてお話したので、今回は生後5~6か月くらいからの体験談です。

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双子新生児

双子 生後5か月~6か月くらいの時

ワンオペでの双子育児にも慣れてきたころ、体はまだまだ痛かったです。

「いつになったら寝起きに体が痛くなくなるんだろう・・・・」
と体の痛みで寝るのが怖かった時期です。

 

写真やムービーを見返しても、ママの顔は死んでいます(笑)
顔はゲッソリとやつれて、髪はボサボサで。

 

ちなみに、ちょっと早産ゆえのお話を。

 

生後5~6か月のころ、低体重で生まれた双子は正期産で生まれていないので修正月齢でみます。
なので、修正月齢は3か月~4か月となります。

 

修正月齢 (しゅうせいげつれい)
分娩予定日より早く生まれた赤ちゃん(早産の赤ちゃん)の成長は、実際に生まれた日ではなく、分娩予定日から換算します。2か月早く生まれたなら、生後2か月時点が生後0か月となります。これが「修正月齢」です。一方、生まれた日から換算した月齢は「暦月齢」です。なお、予防接種(ワクチン)は、修正月齢ではなく、他の赤ちゃんと同じスケジュール、つまり暦月齢で接種を受けることが原則です。

引用:公益財団法人 母子衛生研究会

このサイトでの「生後○カ月」は修正月齢なので単体児よりも成長が少し遅く感じるかもしれません。

ちなみに、低体重で生まれたので周囲からは

「早産だからね」「双子だからね」と言われ、「寝返りするのが遅いね」「まだハイハイできないの?」「普通は10か月くらいで歩くんじゃない?」「まだしゃべらないの?」などなど親族、友達、知人、見知らぬ通りすがりの人などにも言われていました。

 

成長は個人のペースですから、気にしていませんでしたが、何人か(ママ友ではないけどママ同士として)マウントを取っている発言をする人もいました。

 

まあ、気にせず笑い飛ばしていましたけどね(笑)

 

そんなことは最初から分かっているので、双子が退院する前の検診で主治医に聞いていましたし、保健師さんなどにも相談済み。

 

退院しても双子は月1、2か月に1回、とペースを変更しながら主治医に成長を見守ってもらっているので、心配はありませんでした。

 

素人の数人程度の育児経験よりも医科大の専門医の話が大事です。

 

成長が不安だと思うときはかかりつけの小児科に愚痴を聞いてもらう程度に相談してみるとスッキリします。

 

 

さて、生後5~6か月くらいの双子育児で体験したピークですが、首が座ったので双子を同時に抱っこするのも楽になってきました。

 

楽になったと言っても双子の体重は順調に増えていくので親の全身筋肉が発達します。

 

まとまって寝てくれるようになったので、ママがお風呂にゆっくりと入ることができるようになってきた時期です。

 

1人が寝返りができるようになったので注意が必要でした。

 

双子を並べて寝かせていると寝返りができない子の方にグルンっといってしまったり。

 

目が離せませんでした。

 

寝返りができるようになると嬉しいのか、一人で張り切ってぐるぐるしていました。

 

そんな相方を見ながら羨ましそうにしているもう一人。

 

このころから部屋の掃除をしっかりとできるようになってきました。

 

ズリバイに向けて部屋の模様替えや掃除をしっかりしました。

 

妊娠中も出来なかったので大掃除でした(笑)

 

掃除のピークですね。

 

黄昏泣き、夜泣きもあったので慢性的に睡眠不足です。

 

まだまだ睡眠不足のピークです。

 

 

双子 生後7か月~8か月くらいの時

最初に思った「あの頃が楽だったのに~」という時期です。

 

離乳食が始まります。

 

離乳食を二人分作るのですが、掃除や洗濯に使える時間が少なくなりました。

 

最初はおかゆだけ、しかも少量だったのでヘルシオで放置して作れていたんですけど、離乳食の回数や量が増えてくるとヘルシオでは1食分しか作れず、冷ます時間なども考えると作り置きをしたいと思い、土鍋で一日分のおかゆを毎朝作っていました。

 

新しい食材を増やしながらブレンダーで調理、軽量して二人に食べさせて(遊ばれて汚されて)片づけて掃除してお着換えさせて、ミルクも飲ませて・・・・お昼寝させている間に掃除と洗濯、食事の片づけ、次の離乳食の準備をして、起こして・・・・・・毎日ずっと一日中動いていた時期です。

 

離乳食の量が増えてくるんではミルクと併用なのでそれぞれの準備も片付けもあるし、大人の料理からとりわけができる時期でもなかったので料理ばかりしていました。

 

料理が得意な人だと問題ないのかもしれませんが、あまり料理が得意でもないし多くの食材を自在に扱えるタイプでもなかったので、「旬の食材」を調べるところからでした。

 

アレルギーの可能性がある食材など知らない事ばかり。

 

料理の勉強が大変でした。
(料理というか食材の調理の仕方?)

 

ミルクだけの期間は本当に楽だったと思いました。

 

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ちなみに、もしアレルギーになると怖い、基本的にワンオペで日中の育児をしているので、病院に行ける時間帯に初めての食材を与えるのも不安だと定期健診で主治医に愚痴ってみたところ、血液型と一緒にアレルギーを調べることができると聞き、即お願いしました。

 

結果まで1週間から10日くらいかかると言われたけど、結果が出るまではおかゆだけとしました。

 

アレルギー検査の結果、双子にはアレルギーはなさそうでした。

本当に安心した瞬間でした。

 

アレルギーの可能性がほぼないので、安心して離乳食を始めることができました。

 

離乳食は食材の勉強、レシピの勉強、ずっと家事育児をする疲れ、アレルギーへの不安のピークもありました。

 

 

双子 生後9か月~10か月くらいの時

つかまり立ちとかする時期ですね。

毎日頑張って動いて楽しそうにしている双子たちを見るのは癒しでした。

 

低体重で生まれても毎日しっかりミルクを飲んで離乳食も完食できるようになり、つかまり立ちをするようになった双子に感動していました。

 

「成長が遅いわね~」とよく言われていたけど、このころから単体児の成長スピードに近づいてきて、ホッとしていたころです。

 

でも、つかまり立ちをあっちとこっちで離れてするんですよ。

 

双子は隣同士でいつも一緒にいるわけではないので、離れた場所で頑張って立とうとします。

 

 

twinmama
これは怖いですよー!

 

 

お尻から落ちるように座るならいいけど、バランスを崩してバタンって倒れたら大変です!

 

双子育児をしていてお座りを始めたころよりも怖かったです。

 

まったく目を離せなくなってサークルを作りたいと思ったんですけど、狭くて・・・

 

何とかならないかと考えた結果、コストコのプールにしました。

 

ハイハイの時にも検討したんですが、いろいろな刺激があった方がいいし、興味があるところにハイハイして行って体感を鍛えて体力を付けてほしかったので。

 

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このプールを和室に出してリビングからプールを見ることができるようにしました。

 

つかまり立ちも出来るし、もし倒れても下は畳の上に絨毯をひいているので柔らかいし、簡単には出てこれない。

 

プールの中におもちゃや絵本、ぬいぐるみなどを入れて二人で好きに遊んでいました。

 

 

目を離すと何かをするので双子には隣同士で引っ付いていてほしいと願っていました。

 

生後9~10か月のころに保活をしましたが、撃沈。

 

双子の保活は本当に大変で、役所での説明で

 

「双子ちゃんは別々の保育園になることもあるので、ご承知おきください。」と笑顔で言われ、ショックでした(笑)

 

 

待機児童が多い地域で新年度から復職も決まっているし、どうしても保育園に入れなくてはならないのに!

 

双子枠とかないのかな。

双子をワンオペで幼稚園に入るまでとか、絶対無理だから!

 

保活についてはまた別の記事にまとめます。

 

 

 

双子 生後11か月~12か月くらいの時

 

双子の女の子 1歳

 

やっと誕生日がきて、写真館で記念写真を撮ったりしました。

 

一歳になっても歩くことも出来ず、不安は募るばかり。

 

ミルクもご飯もしっかり飲んで食べているので体重はどんどん増えて、毎日腕がパンパンでした。

 

ママの体はまだ回復せず、帝王切開の傷も痛みました。

 

抱っこもダブル抱っこなので両腕に双子を抱えて歩くことも多く、腰痛、膝痛、腕はいつも筋肉痛、腱鞘炎、バネ指も治らず、背中も痛い。

 

産後太りはなかったけど、高齢出産をして睡眠不足と栄養不足と過酷な労働、心労で老けますよ。

 

自分のことを鏡でゆっくり見ることもなく、本当に笑えない時期です。

 

 

毎日の料理、洗濯、掃除、育児で疲れ切っていて双子の成長に関する記憶がほとんどありません。

 

写真を見て思い出したり、こんなことがあったのかと驚いたり。

 

双子育児のピークです。

 

体はずっとピークですね。

 

1歳になって歩くようになったら楽になる、2歳になって二人で遊ぶようになったら楽になる、3歳になって大人と同じような食事ができるようになったら楽になる、いろいろアドバイスをもらっていたけど。

 

 

twinmama
うそつきー!1歳になっても楽にならないよー!

 

 

新しいストレスが発生するので楽になった気はしないけど、睡眠時間が長めにとれるようになったので睡眠不足だけは少し解消されたかも。

 

 

 

双子育児のピークは成長に合わせてジャンルが変わる

思い出してみても、いつも疲れていて、いつも大変。

 

双子の育児をワンオペでしていると毎日ピークです。

 

4歳の双子女子の精神破壊力はすさまじいです。

 

一週間に何度も怒りと疲れのピークがありますよ(笑)

 

親は体力を使うことが少なくなったけど、精神的に毎日疲れています。

 

女の子の双子は口が達者で、「ああ言えばこう言う」を二人同時に言ってきますよ・・・・

 

ママの口癖をマネてるから笑えるんですけど。

 

 

 

双子育児は地獄だけど天国のピークもある

双子だからこそ、同時に姉妹の成長を見ることができるのは幸せです。

 

年が離れていると「上の子の時はどうだったかな~」という話をよく聞きますが、双子の場合は同時期なので喜びが2倍になります。

 

初めての経験が多い1歳くらいのときは慎重派の子は積極的な方を見て「大丈夫そうだな」と思ったら挑戦します。

 

離乳食とかおもちゃとか。

 

よく聞くママのトイレへの後追いもありませんでした。

 

いつも一緒にいる人がママだけじゃないからか、普通に遊んでいました。

 

何でも一緒に、何でも同時に、何でもお揃いにしたがるのはいいこともあり、悪いこともあり。

 

双子は妊娠した瞬間から大変、出産で地獄、育児も地獄でいいことなんていつあるんだろう、このままずっと地獄の育児なんだろうかと不安になったけど、3歳をすぎると「なんか今日はいい感じだったかも?」と思う日が出てきました。

 

 

双子の育児をする父親のダブル抱っこ
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